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過払い金請求の原因

昔の事ですが、利息を制限する法律が二つありました。
1つは出資法という法律であり、もう一つは利息制限法という法律です。
両者で内容が一致していればいいのですが、出資法の上限金利は年利30%弱でした。これに対して利息制限法は現在同様に上限が年利20%でした。
この間の金利がいわゆる「グレーゾーン金利」であり、どの消費者金融もこの範囲内での貸付をしていました。消費者金融が我が世の春を謳歌していた時期です。
しかし、平成18年に最高裁判所で、このグレーゾーン金利は違法であるという判決が出ました。そのため、全国で一斉に返還請求が起きたのです。これを機に法律事務所が大々的に過払い金返還訴訟のキャンペーンを始め、請求の多さに悲鳴を上げた消費者金融が倒産したり大手銀行傘下に入ったりしたのです。
その後原因となった二つの法律の金利は均一化されたため、現在ではこのような問題は起きません。消費者金融を所轄する貸金業法でも現在の最高金利である年利20%以上の貸付をしてはいけないと規定されました。
しかし、過払い金請求は10年の時効があります。時効の援用といい、請求期間を延ばす訴訟も出ています。そのため未だに過払い金請求の問題は存在しているのです。

 

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